『何者か』にならなくていい

「自分にしかできないことで生きていきたい。」
そう思ったことはありませんか?

仕事をしていても、
「この仕事は本当に自分がやりたいことなんだろうか」「自分じゃなくても、この仕事はできるんじゃないか」「もっと自分らしい生き方があるんじゃないか」そんなことを考えることがあると思います。

特に、SNSなどで自分らしく生きている人を見ると、「自分にも何か特別な才能があるんじゃないか」「自分にしかできないことを見つけなきゃいけない」と思ってしまう。

でも、僕は最近、
「自分にしかできないことは、最初から見つけるものではないんじゃないか」と思うようになりました。

むしろ、自分らしく生きていった先に、自分にしかできないことが生まれてくる。

そんなふうに感じています。

「自分にしかできないこと」を探すと、苦しくなる

「自分にしかできないことは何だろう?」
と考えると、つい特別なものを探してしまいます。

人より優れた才能。
誰にも負けない能力。
特別な経験。
珍しい資格。
大きな実績。
でも、そんなものを持っている人は一部です。

だから、「自分には特別なものなんてない」と思ってしまう。

そして、また他人と比較する。
「あの人には才能がある」
「あの人は結果を出している」
「あの人には自分にないものがある」
そうやって、自分の価値を外側から探し始めてしまいます。

でも、本当に大切なのは、
人より優れているかどうかではない。
僕はそう思います。

「自分にしかできないこと」は、経験の中にある


誰にでも、これまで生きてきた人生があります。
嬉しかったこと。
苦しかったこと。
失敗したこと。
誰かに言われて傷ついたこと。
夢中になったこと。
諦めたこと。
人生の中で感じてきたこと。

そして、その経験から何を感じ、何を考え、何を大切にするようになったのか。

そこには、その人にしかないものがあります。

例えば、同じ出来事を経験したとしても、全員が同じことを感じるわけではありません。

ある人にとっては「失敗」だった経験が、別の人にとっては「人生を変えるきっかけ」になるかもしれない。

僕も離婚を経験しています。
ただ僕にとってはこの経験は失敗とは1ミリも思っていません。
むしろこの離婚の経験を通じてたくさんの学び、気づきを得られました。

ある人にとっては何でもない出来事が、別の人にとっては、その後の人生を大きく変える出来事になるかもしれない。

つまり、
「経験」そのものだけではなく、その経験をどう受け取ったのか。

そこに、その人らしさがあります。

人よりできることと、自分にしかできないことは違う


「自分にしかできないこと」と聞くと、

「人よりできること」だと思ってしまうかもしれません。

でも、この二つは少し違います。

人より話すのが上手い。
人より仕事が早い。
人より稼ぐことができる。
人より知識がある。
こういったものは「能力」です。

もちろん、それも素晴らしいものです。

でも、
自分にしかできないことは、能力だけで決まるものではありません。

自分がこれまで経験してきたこと。
自分が感じてきたこと。
自分が大切にしている価値観。

自分独自の考え方。
そして、自分が選んできた生き方。

それらが組み合わさったとき、
「この人だから、この言葉が出てくる」
「この人だから、こういうことができる」
というものが生まれてくる。

だから、誰かと同じ仕事をしていたとしても、その人にしかない価値は必ずあります。

他人と比較すると、自分の答えが分からなくなる


自分にしかできないことを見つけたいなら、もう一つ大切なことがあります。

それは、
他人の人生を基準にしないこと。

SNSを見れば、たくさんの人が自分らしく生きているように見えます。

好きな仕事をしている人。
会社を辞めて独立した人。
海外で暮らしている人。
大きな成果を出している人。
自分の好きなことを仕事にしている人。

そんな人たちを見ていると、「自分も何かしなきゃ」と思ってしまう。

でも、その瞬間に、「自分はどうしたいのか」ではなく、「人からどう見られるのか」が基準になってしまうことがあります。

本当は会社員として働きたいのに、独立している人を見て焦る。
本当はゆっくり暮らしたいのに、成功している人を見て焦る。
本当は今の仕事を続けたいのに、「もっと自分らしく生きなきゃ」と思ってしまう。

それでは、いつまで経っても自分の人生には戻れません。

「何をするか」より「どう生きたいか」


僕は、「自分にしかできない仕事は何だろう?」
と考える前に、
「自分はどう生きたいんだろう?」
と問い直すことが大切だと思っています。

どんな毎日を過ごしたいのか。
誰と一緒にいたいのか。
何を大切にしたいのか。
どんなことに心が動くのか。

逆に、何をしていると自分ではなくなっていく感覚があるのか。

何をしているとき、自分らしくいられるのか。

こういう問いを重ねていく。

すると、少しずつ自分の価値観が見えてきます。
そして、自分の価値観に沿って選択していくと、
「自分はこういうことを大切にしているんだ」

「こういう生き方がしたかったんだ」ということが分かってくる。

その先に、「じゃあ、自分だからこそできることは何だろう?」という問いが出てくる。

順番が逆なんです。

自分にしかできないことは「後から分かる」


最初から、「これが僕にしかできないことです」
と言える必要はありません。

むしろ、そんなものを最初から明確に持っている人のほうが少ないと思います。

自分の人生を生きていく。
自分で考えて選ぶ。
失敗する。
また選び直す。
人と出会う。
いろいろな経験をする。

そうやって生きていった先で、
「ああ、これが自分だからできることだったんだ」
と後から分かるものなのかもしれません。

だから、「自分にしかできないことを見つけてから生きる」のではなく、

「自分らしく生きていく中で、自分にしかできないことが生まれていく」。

僕は、この考え方が大切だと思っています。

「何者か」にならなくてもいい


自分らしく生きたいと思ったとき、
「何者かにならなきゃいけない」と思ってしまうことがあります。

特別な人にならなければ。
成功しなければ。
結果を出さなければ。
誰かに認められなければ。
でも、本当はそんな必要はないのかもしれません。

「自分にしかできないこと」というのは、必ずしも大きなことじゃなくていい。

誰かの話をじっくり聴くことかもしれない。
自分の経験を誰かに伝えることかもしれない。
自分が感じたことを言葉にすることかもしれない。
身近な人を大切にすることかもしれない。
自分が納得できる生き方を選び続けることかもしれない。

大切なのは、「何をすれば特別になれるか」ではなく、「自分はどう生きたいのか」を問い続けること。

そこから、自分にしかできないものは少しずつ形になっていくのだと思います。

最後に


もし今、「自分にしかできることが分からない」
と思っているなら、焦らなくていい。

「自分には何の才能があるんだろう?」
と探し続ける必要もない。

まずは、「自分は、本当はどう生きたいんだろう?」と自分に問いかけてみてください。

誰かの正解ではなく、自分の答えを探す。
誰かと比べるのではなく、自分自身を見る。
そして、自分が大切にしたいものを一つずつ選んでいく。その積み重ねが、いつか、「これは自分だからできることだったんだ」というものにつながっていく。

人生は、「何者かになること」が目的ではなく、

「自分として生きていくこと」なのかもしれません。

自分にしかできないことを探す前に、

まずは、「自分はどう生きたいのか」
そこから始めてみませんか。


誰かの正解ではなく、
『自分の人生』を生きる秘密。
  
本当の自分が感じていることを言葉にして
感じていることを現実にカタチにしていく
  
コーチの僕も着地は分かりません。
ただそれこそがその人の『本当の人生』なんです。
  
本当の自分の人生を歩みたい方限定
今はコーチとして活動中

□ 僕って?
・HSS型HSP気質
・コーチング
・シングルマザーの女性と結婚
・結婚と同時に中学1年生の娘の父親に
・その後、2人の間に子どもが生まれる
・結婚後1年半で離婚

人生は、
誰かに決められるものではない。

あなたの人生は、
あなたが選んでいい。

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